主役は市民。モジュール式まちづくりで30年の変化を生き抜く vol.8 【栃木県小山市】
2025年3月28日、栃木県小山市の浅野市長より、30年後の市の理想像を描いた「田園環境都市おやまビジョン」が発表された。生態系サービスを基盤とした、市民一人ひとりのウェルビーイングの実現を目指す30年の長期構想だ。市民が主役となり、まちのビジョンを描いていく過程から、これからのまちづくりの糸口を探る。
2025年3月28日、栃木県小山市の浅野市長より、30年後の市の理想像を描いた「田園環境都市おやまビジョン」が発表された。生態系サービスを基盤とした、市民一人ひとりのウェルビーイングの実現を目指す30年の長期構想だ。市民が主役となり、まちのビジョンを描いていく過程から、これからのまちづくりの糸口を探る。
気候時計(Climate Clock)とは、地球温暖化の危機に対する人類の残された猶予を視覚的に示すカウントダウン型の時計である。地球全体の平均気温の上昇を1.5℃未満に抑えるために、人類が今後排出できる温室効果ガスの総量と、現在の排出ペースにより、残された時間が計算されリアルタイムで表示されている。
海辺の町で暮らして15年、夕暮れが訪れるたびにビーサンで浜辺を歩く。いにしえの海に思いを馳せる。1000年以上降り続いた雨によって生まれた原始の海はほんの少しの塩気しか持っていなかった。長い年月をかけて波が削り取った陸地...
グリーンビルディングとは、建物の立地選定から解体までライフサイクルを通し、環境への配慮と効率的な資源利用を実践する建築物である。エネルギー消費を削減し、再生可能エネルギーを活用、持続可能な資材を使用し、廃棄物を削減するなど、環境負荷を最小限に低減する。また、快適で健康的な室内環境を提供することも目的としている。
エネルギーミックスとは、供給する電気を複数の電源を組み合わせてつくること。安定した供給や低コスト化、環境負荷の抑制などを目的に各国で取り組まれている。本記事では、世界各国の現状や日本のエネルギー政策を含めてエネルギーミックスについて解説する。
三浦半島で暮らして、15年になる。 河津桜も散り、寒さの合間に初夏のような陽気の日も増えてきた。相模湾の向こうに見える富士山は深い雪に覆われているけれど、子安の里では陽射しに温められた土の中で春の目覚めが始まっているに違...
プラネタリーヘルスとは、人間の健康が地球環境と密接に結びついているという認識のもと、全ての人の健康と持続可能かつ公正な社会の実現を目指す考え方である。単に人間の健康だけではなく、すべての生命と環境の健康を重視し、多面的なアプローチにより人間と地球との最適な関係を築くための研究、教育、実践の枠組みを提供する。
バイオミミクリー(biomimicry)とは、自然界の構造やプロセス、システムを模倣して、人類が直面するデザイン上の課題を解決し、自然との共生社会を生み出そうとするものである。バイオミミクリーはさまざまな分野で応用され、持続可能な社会の実現にも寄与することから、環境に配慮した技術開発の分野で大きな可能性を秘めている。
フットパス(footpath)とは、森林や田園地帯の自然、歴史的景観などを楽しみながら歩くための小道や散策路を指す。フットパスは地域の魅力を再発見し活かすことができる貴重な観光資源であり、地域活性化や健康促進の手段としても注目されており、日本各地で地域の特徴を活かしたフットパスが整備されている。
地域の自然や歴史を学び、環境保全につなげるエコツーリズム。近年、国内外のさまざまな地域で注目されている。埼玉県飯能市はその先駆け的存在であり、市民ガイドによる多彩なツアーを通じて多くの人々を惹きつけている。自然、文化、人がつながる観光とは、どのようなものなのだろうか。