フード

「もったいない」の先へ。食品ロスを減らすことは暮らしを整えること

「もったいない」の先へ。食品ロスを減らすことは暮らしを整えること

冷蔵庫で期限を迎えた食品や、外食で食べきれなかった食べ残し。ちょっとした「もったいない」出来事が食品ロスという社会課題につながっている。食品ロス削減は、決して我慢や意識の高さを強いるものではなく、自分の暮らしを見直し整えることが、環境や社会への配慮にもなる。そんな視点から今日からできる無理のないヒントをたどっていく。

寒暖差が育てた韓国のキムチ。冬を越す発酵の知恵

寒暖差が育てた韓国のキムチ。冬を越す発酵の知恵

日本の食卓にも登場する、韓国のキムチ。白菜が選ばれたのも、刺激的な辛みになったのも、もとをたどれば韓国の厳しい冬を乗り越えるための策だった。そしてキムチ作りは、いつの間にか家族や近所のつながりを生み出す行事となっていた。本記事では、キムチが生まれた背景と、その食べ物作りが生み出した文化について読み解いていく。

アイスランドから学ぶ寒冷地テロワール。発酵と乾燥の知恵

アイスランドから学ぶ寒冷地テロワール。発酵と乾燥の知恵

火山と氷河を擁する北欧の島国、アイスランド。厳しい寒冷環境のなかで、人々は羊の放牧や漁業を営みながら、発酵魚や干し魚といった独自の保存食文化を育んできた。自然環境を活かした発酵と乾燥の技術は、エネルギーに過度に依存しない食の知恵でもある。本記事では、アイスランドの食文化を手がかりに持続可能な食のあり方を考える。

風土に息づく菌と生きる。発酵から紐解く食の循環

風土に息づく菌と生きる。発酵から紐解く食の循環

味噌や納豆、日本酒などの発酵食品は、土地の気候風土と微生物の活動によって作られる。近年、健康や美容の文脈で語られることが多い発酵だが、その本質はもっと奥深い世界にある。土地に根ざした菌たちが、いかにして地域の個性を形作り、私たちの命を循環の輪に繋いでいるのか。発酵を軸に、持続可能な食の循環と心の豊かさについて考えたい。

茶畑が消えてゆく今。日本茶文化の持続可能性を考える

茶畑が消えてゆく今。日本茶文化の持続可能性を考える

冬に咲く小さなお茶の花は、かつて暮らしのそばにあった「茶のある風景」を静かに思い出させてくれる。世界的な抹茶ブームの裏で、国内の茶畑は岐路に立たされている。茶畑の減少、後継者不足、取引価格の低迷といった構造的な問題が横たわるなか、この豊かな茶文化と茶畑を未来に引き継ぐために、私たちができることは何かを考える。

「いただきます」の再定義。培養肉が運ぶ、新しい“命”への優しさ

「いただきます」の再定義。培養肉が運ぶ、新しい“命”への優しさ

近年、肉食を巡る「残酷さ」への意識とともに、培養肉への注目が集まっている。動物の命を奪わずに済むこのテクノロジーは、葛藤を抱える人々にとって希望の光となるだろう。一方で、さまざまな課題があることも否定できない。本記事では、培養肉のメリット・デメリットの双方を紹介したうえで、未来の「心地よい一皿」を考えてみる。

“醸す”という進化。発酵文化がつくる持続可能な食の未来

“醸す”という進化。発酵文化がつくる持続可能な食の未来

「醸す(かもす)」という言葉には、目に見えない力が時間をかけて価値を創り出す、静かな熱量がある。古来、人類は微生物と共に生き、素材をより豊かに、より長く保つ知恵を積み重ねてきた。本記事では、伝統的な発酵から最先端の精密発酵までを俯瞰しながら、発酵が描く「循環の知恵」が、どのように地球環境と食の未来を支えうるのかを探る。

食パンの耳から生まれたクロワッサン。高校生のアイデアで食品ロス削減

食パンの耳から生まれたクロワッサン。高校生のアイデアで食品ロス削減

日本の「食品ロス」は、年間約464万トンにも上る。国民一人当たりに換算すれば、毎日「おにぎり1個分(約102g)」の食べものが捨てられている計算だ。そんな“もったいない”現状の中、高校生のアイデアから、廃棄されがちな「食パンの耳」を活用した新商品が誕生した。本記事では、企業と学校が連携して実現した食品ロス削減の取り組みについて紹介する。