気候変動

都市開発の“副産物”をどう活かすか。資材循環から読み解くサーキュラーエコノミー

都市開発の“副産物”をどう活かすか。資材循環から読み解くサーキュラーエコノミー

都市開発に伴う建設廃棄物は年間8,000万トン超。この負の副産物を資源として活かす動きが加速している。建材情報をデジタル管理する「マテリアルパスポート」、分解・再利用を前提とした設計手法など欧州で実用化が進むこれらの仕組みが、日本でも本格始動しつつある。建築分野のサーキュラーエコノミーの今を追う。

変化する環境への対応。遺伝的多様性が持つ適応力の秘密

変化する環境への対応。遺伝的多様性が持つ適応力の秘密

「みんな同じ」は効率的だが、脆い。「みんな違う」は面倒だが、強い。 気候変動が加速する今、食卓を支える作物の「遺伝的多様性」が失われつつある。19世紀のジャガイモ飢饉の悲劇から、現代の「ノアの箱舟」と呼ばれる種子貯蔵庫まで、多様性がもたらす生物学的な「保険」のメカニズムと、私たちが未来のために取り戻すべき「寛容さ」について考えていこう。

ゲリラ雷雨、8万回超。気候変動とともに生きる“新しい日常”4

ゲリラ雷雨、8万回超。気候変動とともに生きる“新しい日常”

酷暑と、突然発生するゲリラ雷雨。真夏の“当たり前の風景“になりつつあるこれらの現象だが、その背景には地球温暖化などによる気候変動の影響があると考えられている。気候変動が、私たちの日常を静かに脅かし始めているのだ。危機は、もはや遠い未来の話ではない。私たちの生活にすぐそばまで迫っている“変化“を、身近になったゲリラ雷雨の発生回数から考えてみたい。

旅人21-1

#21 環境と政治について-環境保全のために市議会議員になるという選択

「やっぱり根本的に変えたいのは下水ですね」 天白さんが"もうひとつの顔"を見せたのは環境問題の解決に"政策"という言葉を用いたときだった。 「今、横須賀市では下水汚泥を乾燥して焼却処分しているんです。でも汚泥にはなくしちゃいけない成分もある。土壌や海を豊かにしてくれる成分もあるんです。だからその成分を焼却せずに自然に返したい」

地球の生態系危機に挑む。生物多様性条約の意義と課題

地球の生態系危機に挑む。生物多様性条約の意義と課題

地球上では毎年多数の生物が姿を消し、人間の暮らしを支える生態系が危機に直面している。食料や医薬品、水や空気といった自然の恵みがなければ、私たちの社会は成り立たない。1992年に誕生した生物多様性条約は、なぜ世界196カ国が参加する重要な国際的な約束となったのか。その背景と意義を、日本の取り組みにも触れながら解説する。