EP02|美容室が最も多い街・渋谷。カット後の“髪の毛”は資源になる?

INTRODUCTION

この回で伝えたいこと。


渋谷のまちでは、毎日膨大な量の“カット後の髪の毛”が生まれている。
これまで当たり前のように「ゴミ」として処理されてきた素材だが、
実は多様な可能性を秘めた資源でもある。

美容室が最も多い渋谷だからこそ、この“小さな資源”が
まちの循環につながる未来を描けるかもしれない。

今回は、一般社団法人マターオブトラストジャパンの
濱七彩子さんをゲストにお迎えし、髪の毛をめぐる循環の可能性について語りあう。

GUEST

対話の扉を開き、新しい世界を描き出す。

濱さんプロフィール画像

濱 七彩子

一般社団法人Matter of Trust Japan代表。理美容廃材、とくに髪の毛を活用した環境保全プロジェクトを推進。海洋汚染対策や地域循環モデルの構築に取り組み、国内外のヘアリサイクル普及を牽引している。

THEME

この回を読み解く言葉。

RELATED TERMS

番組中に登場するキーワード解説。

HIGHLIGHTS

心に刻む、その一言。

小原 信治

1万トンの髪の毛が全部リサイクルされたら、環境にも経済にも大きなインパクトがありますよね。

濱 七彩子

髪の毛が海や土を守る資源になると知ると、皆さんびっくりされます。

望月 雄太

渋谷で生まれた髪の毛が、渋谷の飲食店で出る油を吸い、
最終的に渋谷の焼却場で燃料として使われる——街の中だけで循環するモデルがつくれるかもしれない。

福田 貴恵

髪の毛という、身近でありながらゴミにも資源にもなる存在を、
ひとつの街の中で循環させることができたら、とても面白いですよね。

AUDIO

声に触れて、世界を感じて。

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種蒔く旅人Ⅱ
~2040、未来の君へ~

文・写真 青葉薫

夕陽が海に沈む三浦半島・秋谷。15年前に都会を離れ、この海辺のまちで「食べるものを育てる」暮らしを手に入れた。
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だが今、気候危機という現実が、この美しい日常に影を落とす。2040年、娘が大人になる頃の世界はどうなっているのか。
この海辺のまちで生まれた我が子に何を残せるのか。未来への「希望の種」を探す新たな旅が始まる。旅するように暮らす、この町で。

#17 里山の生態系で外来種と正しく向き合うための科学と倫理
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