思想・文化

歩調を合わせて生きる。遊牧民の生活哲学から考える、人と自然の距離

歩調を合わせて生きる。遊牧民の生活哲学から考える、人と自然の距離

現代社会は「定住」という生活様式を前提とし、所有することに豊かさや安定を求めてきた。しかし、広大な大地を移動し続ける遊牧民にとって、移動とは不安定への転落ではなく、自然との調和を保つための「能動的な選択」だ。遊牧民の歩みから、私たちが忘れつつある自然との距離感と、真の安定を築くためのヒントを探ってみたい。

歩きながら世界と対話する。アボリジニのウォークアバウトから読み解く移動の哲学

歩きながら世界と対話する。アボリジニのウォークアバウトから読み解く移動の哲学

日常で道を歩くとき、あなたは何に意識を向けているだろうか。オーストラリアの先住民アボリジニにとって、歩くことは祖先や土地とつながる時間だ。歌を頼りに何千キロもの道を進む彼らの文化には、私たちが気づいていない豊かさがある。本記事では、ウォークアバウトというアボリジニの文化から、「歩く」行為の意味を読み解いていく。

心の距離を縮めるためのVR

心の距離を縮めるためのVR。孤立を防ぎ、新しい居場所を創るデジタルの力。

現実世界における「第一の交流のかたち」。オンライン環境における「第二の交流かたち」。そして「第三の交流のかたち」として台頭しているのが、VRによるコミュニケーションだ。この記事では、VRがもたらす新しい心のつながりや、交流による孤立や孤独のケアについて解説していく。

なぜスマホがやめられない2

スマホ世代が失った深い対話。フランス・サロン文化に学ぶ「語り合い」の価値

SNSやチャットツールの登場により、気軽に会話できるようになった現代。一方で、顔を合わせて深く語り合う機会が減ったように感じる感じる人もいるのではないだろうか。誰かと熱心に話すことには、さまざまなメリットや楽しさがあると言われる。18世紀のフランスで花開いたサロン文化を例に、「語り合い」の重要性について見ていこう。

縄文人から学ぶ豊かさ。1万年つづいた平和な時代に日本人はどう生きたのか

縄文人から学ぶ豊かさ。1万年つづいた平和な時代に日本人はどう生きたのか

現代人が忘れかけているもの。人との深いつながり、目に見えないものへの敬意、そして自然との共存。この精神を大切にすることで1万年もの長きにわたり、穏やかで平和な時代を維持していた私たちの先祖をご存知だろうか。その時代の名は、縄文。彼らが築いた文化には、現代人が知りたい〈生き方〉のエッセンスがぎゅっと詰まっているかもしれない。

芸術の中で育まれる「メメントモリ」:人は死をどう描いてきたか

芸術の中で育まれるメメントモリ。人は死をどう描いてきたか

誰もが平等に訪れる「死」をどう受け止めればいいのだろうか。この問題に、古来人は向き合い続けてきた。その答えは芸術の中にあるかもしれない。古代ローマで生まれた「死を忘れるな」という意味の「メメントモリ」の概念は、あらゆる芸術作品のモチーフとなっている。現代人の私たちにも通ずるメメントモリを、芸術を通して考えてみよう。

死を意識して生きるとは何か。メメントモリの概念を通じて人生を豊かにするワーク

死を意識して生きるとは何か。メメントモリの概念を通じて人生をより豊かにする

不安や迷いで、気づけば後悔が積もっているときは、「死」を意識して生きてみる。そうすると、人生が少しずつ変わっていく。死は誰しもが避けたい一方で、すべての生き物に平等にやってくる。周囲の人もいつかは消え、自分の人生も突如終わりを迎えるかもしれない。本当にこのままでいいのかと自問したときに勧める、ワークを紹介する。