#18 伝統的な食文化を気候変動から守り抜くことはできるのか
三浦半島ではみかん狩りが終わると、休む間もなく七草の仕事が始まる。大根、キャベツとともに冬の市場を席巻する三浦産「春の七草」だ。

三浦半島ではみかん狩りが終わると、休む間もなく七草の仕事が始まる。大根、キャベツとともに冬の市場を席巻する三浦産「春の七草」だ。

クマ問題は、「駆除か保護か」という単純な対立ではない。適切な管理を望んでも、ヒト・モノ・カネのすべてが足りていない。その背景には、過疎化・高齢化・少子化という、地方が抱える構造的な課題がある。この問題が本当に問いかけているのは、「地域をどう持続させていくのか」という根源的な問いではないだろうか。

猛暑や豪雨、干ばつなど、気候変動による異常気象が世界中で深刻化している。こうした変化は農水産物の不作や価格高騰を引き起こしており、私たちの食への影響も無視できない。 自然と共にある一次産業はすでに適応を迫られ、さまざまな工夫と対策が進められている。この記事では、気候変動の原因や影響、生産現場での対策について解説する。

2048年までに海の食用魚がいなくなるという予測から20年近く。乱獲や海洋環境の変化により、私たちの食卓から魚が消える日が現実味を帯びている。寿司や刺身が当たり前に並ぶ日本の食文化も危機に瀕する中、一人ひとりの小さな選択が未来を変える力を持つ。海の豊かさを守るために今、私たちにできることとは。

お花畑の周りをぶんぶんと飛ぶ、黄色と黒の縞模様。懸命に蜜を集めているミツバチは、実は地球の生物多様性に大きく寄与しているのをご存知だろうか。もしミツバチが絶滅したら、たった数年で人類も絶滅するだろうと警鐘が鳴らされているようだ。いま世界ではミツバチの保全の重要性が叫ばれているが、その意味とは一体どんなものだろうか。

近年、欧米を中心に、動物性の食品や製品を消費しないヴィーガンの実践者が増加している。この背景には、健康への意識向上や動物愛護の観点に加えて、地球温暖化への対策という面もあるのだ。ヴィーガンの定義や、類似スタイルの紹介、市場規模などを見ていく。

昆虫食とは、昆虫を食材とした料理や食事のことである。人口増加による食糧危機や、家畜の生産による環境汚染などが問題視されていることで、近年昆虫食はブームとなっている。この記事では、昆虫食について注目される背景やメリット・デメリット、実際に食用昆虫を味わえる店を紹介し、新たな食のあり方を解説していく。

代替肉とは、おもに大豆を中心とした植物由来のたんぱく質を使った肉である。食料不足や環境負荷、動物福祉の面から注目されており、世界の大手企業やチェーン店において開発や販売が進められている。ここでは代替肉ブームの背景や国内外の取り組み、課題等を見ていく。

IUU漁業とは、不適切に行われている漁業のことで、無許可で行うことや漁獲数を報告しないことなどがこれに当てはまる。水産資源の減少や、海洋プラスチック問題、児童労働などを引き起こすことから、近年世界中で解決が求められている。ここでは、IUU漁業の現状や対策を見ていく。