丸山瑞季

孤独の時代に広がるメガチャーチ。人はなぜ“巨大な信仰空間”に集まるのか

孤独の時代に広がるメガチャーチ。人はなぜ“巨大な信仰空間”に集まるのか

現代社会で人々が孤立しやすくなる中、「メガチャーチ」と呼ばれる巨大教会が米国を中心に世界中で急増している。礼拝に週に数千人以上が集まるプロテスタント教会であり、信仰だけでなくコミュニティの役割も果たす。ライブのような礼拝や生活支援サービスも特徴的だ。人々はなぜメガチャーチに惹かれるのか、その背景を探る。

群馬県「不登校」から「ユニパス」へ。言葉が変える、子どもたちの自己認識

群馬県「不登校」から「ユニパス」へ。言葉が変える、子どもたちの自己認識

「不登校」という言葉に、私たちはどんな意味を重ねてきただろうか。2026年、群馬県は不登校の子どもを「UniPath(ユニパス)」と呼び替える方針を示した。それは単なる名称変更ではない。「一人ひとりの道」として捉え直す試みだ。言葉を変えることは、子ども自身と社会のまなざしを変えられるだろうか。

その投稿、信じて大丈夫?SNS時代の選挙リテラシーを考える

その投稿、信じて大丈夫?SNS時代の選挙リテラシーを考える

選挙において、SNSの影響力が急速に増している。かつては街頭演説やニュースが情報の主役だったが、今やスマートフォンが選挙結果を左右する力を持つようになった。しかし、便利さの裏側には「情報の偏り」や「感情の増幅」という落とし穴が潜んでいる。民主主義を健やかに守るために、デジタル時代の「選挙リテラシー」を考えよう。

次の旅からできる。サステナブルツーリズムのコツ5選

次の旅からできる。サステナブルツーリズムのコツ5選

「サステナブルツーリズム」という言葉を聞いたことがあるだろうか。旅先の自然や文化、経済を守りながら「未来にわたって観光を楽しめるようにしよう」という考え方だ。難しく感じるかもしれないが、実は普段の旅行に少しの工夫を加えるだけで誰でも実践できる。次の旅から実践できる、簡単で効果的な5つのコツを紹介しよう。

通常学級を、支援の起点にする。フィンランドの教育政策に学ぶインクルーシブな学び

通常学級を、支援の起点にする。フィンランドの教育政策に学ぶインクルーシブな学び

フィンランドは、障害がある子もない子も同じ場所で学ぶ「インクルーシブ教育」を教育制度の根幹に据えている特徴的なのは、特別な支援を通常学級から切り離さず、早期の対応を徹底する「3段階支援」という制度だ。本記事では、診断を待たずに支援を開始する柔軟な仕組みと、教師個人に負担が集中しない学校のあり方について深掘りする。

風土に息づく菌と生きる。発酵から紐解く食の循環

風土に息づく菌と生きる。発酵から紐解く食の循環

味噌や納豆、日本酒などの発酵食品は、土地の気候風土と微生物の活動によって作られる。近年、健康や美容の文脈で語られることが多い発酵だが、その本質はもっと奥深い世界にある。土地に根ざした菌たちが、いかにして地域の個性を形作り、私たちの命を循環の輪に繋いでいるのか。発酵を軸に、持続可能な食の循環と心の豊かさについて考えたい。

つくることで、育てる。Do kit yourselfが提案する家具との新しい関係

つくることで、育てる。Do kit yourselfが提案する家具との新しい関係

安価な家具を買っては捨てる暮らしは、本当に豊かだろうか。奈良県で生まれた家具キット「Do kit yourself」は、吉野ヒノキのパーツを自らの手で組み立て、手入れをしながら使い続ける体験を提供する。自らつくった家具は、ただの「商品」ではなく、共に時を重ねる存在になる。物を育てながら暮らす、新しい関係性がここにある。

「推し活」は居場所になりうるのか。サードプレイスとしての可能性を問う

「推し活」は居場所になりうるのか。サードプレイスとしての可能性を問う

家庭や職場、学校といった日常の役割から離れ、自分らしくいられる「サードプレイス(第三の居場所)」が今、変容している。地域コミュニティが衰退する一方で、新たな「居場所」として台頭しているのが「推し活」だ。本記事では、既存の居場所が機能しにくくなった背景や、推し活が果たす役割と課題を社会学や心理学の視点から考察する。

なぜ男性は孤独を語れないのか。Men’s Shedsが問い直す「居場所」の設計

なぜ男性は孤独を語れないのか。Men’s Shedsが問い直す「居場所」の設計

現代の日本社会では、定年退職や単身世帯の増加により、社会的なつながりを失う男性が急増している。しかし、伝統的な「男らしさ」やプライドが壁となり、自らの弱さを吐露できず既存の相談型支援にも馴染みにくい。本記事では男性の孤立の背景を整理し、注目される「Men’s Sheds」という新たな居場所の設計思想について考える。