“救出された花”が紡ぐ地域のつながり。ヘルシンキで連鎖する花の循環
フィンランド・ヘルシンキで、捨てられるはずの花に新たな役目を与える動きが広がっている。FloweRescueは花屋やイベントで余った花を“救出”し、介護施設や地域へ届け直す団体だ。短い命の花が、人の心をほぐし、地域をつなぎ直す循環を生み出している。

フィンランド・ヘルシンキで、捨てられるはずの花に新たな役目を与える動きが広がっている。FloweRescueは花屋やイベントで余った花を“救出”し、介護施設や地域へ届け直す団体だ。短い命の花が、人の心をほぐし、地域をつなぎ直す循環を生み出している。

三浦半島では秋になると子安の里の路肩や河川敷などに「黄金の壁」が出現する。背高泡立草。その名の通り、背の高い泡立ちしたような黄金色の花穂をつける植物だ。

イベントで使われる装花は、これまで“使い捨て”が前提だった。まだ美しい花に、もう一度役目を──札幌の「Loss Flower Zero Project」は、回収した花を病院や保育施設へ贈り直す取り組みだ。イベントで生まれた彩りを街へと広げる、この新たな循環モデルの意義を見つめていく。

大量消費の社会でモノが簡単に捨てられる現代、「直して長く使う」という文化を取り戻す動きが広がる。修理情報を集約し、全国の職人とユーザーを結びつけるリペア・リメイクのマッチングプラットフォーム「ナガク」は、新しい消費のあり方をリードしている。モノの寿命を延ばし、愛着とともに使い続けるための仕組みを探る。

地球上では毎年多数の生物が姿を消し、人間の暮らしを支える生態系が危機に直面している。食料や医薬品、水や空気といった自然の恵みがなければ、私たちの社会は成り立たない。1992年に誕生した生物多様性条約は、なぜ世界196カ国が参加する重要な国際的な約束となったのか。その背景と意義を、日本の取り組みにも触れながら解説する。

気候変動は人の生活や健康をおびやかしており、医療においても地球温暖化対策、特にカーボンニュートラルが課題となっている。医療分野では、医薬品や機器の製造から診療行為まで多くのCO2が発生するが、フィリップスは2045年までにネットゼロを達成する方針を公表。温室効果ガス削減と医療の質を両立させる道を切り開こうとしている。

以前書いたように「雑草なんて草はないんだよ」と教えてくれたのは南房総で70年以上農業を営んできたおばあちゃん。人間は大地とともに生きてきたことを教えてくれた、わたしの恩師だ。

電子ゴミの多くは修理可能な状態で廃棄されており、資源の損失につながっている。ポルトガル第二の都市ポルトでは、市民や企業から集めた中古ノートPCを修理・再生し、必要とする団体へ届ける循環型プロジェクト「ReBOOT」が始動した。修理の文化を育み、廃棄物削減とデジタル格差解消の両立を目指す仕組みを紹介する。

年末商戦の幕開けを告げるブラックフライデー。店頭やオンラインでは大規模なセールが展開され、多くの消費者が割引を求めて殺到する。しかし、この消費の祭典の裏側では、深刻な環境負荷が積み重なっている。そんな中、「買わない」「直す」という新しい選択肢を提示するグリーンフライデーの動きが、世界中で広がりを見せている。