コラム

“一度きり”をどう超えるか。デジタルスタンプラリーから考える地域との関係

“一度きり”をどう超えるか。デジタルスタンプラリーから考える地域との関係

スマホ一つで地域を巡るデジタルスタンプラリー。観光客を呼ぶ仕掛けとして広がる一方、多くは“訪れて終わり”。では、どうすれば一度きりの来訪に留まらず、地域との継続的な関係につなげられるのか。デジタルが生むデータと体験を軸に、地域と人の関係づくりの新しい可能性を探る。

“醸す”という進化。発酵文化がつくる持続可能な食の未来

“醸す”という進化。発酵文化がつくる持続可能な食の未来

「醸す(かもす)」という言葉には、目に見えない力が時間をかけて価値を創り出す、静かな熱量がある。古来、人類は微生物と共に生き、素材をより豊かに、より長く保つ知恵を積み重ねてきた。本記事では、伝統的な発酵から最先端の精密発酵までを俯瞰しながら、発酵が描く「循環の知恵」が、どのように地球環境と食の未来を支えうるのかを探る。

自分の旅が何を残したか?孤児院ボランティアツーリズムから考える観光の責任

自分の旅が何を残したか?孤児院ボランティアツーリズムから考える観光の責任

「子どもを助けたい」という善意が、実は子どもたちを傷つけているかもしれない。観光の一部として気軽に参加できる孤児院ボランティア。しかしその裏では、“寄付を集めるために”家族から引き離され、偽りの孤児院で暮らす子どもたちがいる。本記事では、孤児院ボランティアツーリズムを通して、私たちの旅の在り方を問い直す。

あなたのAIは誰の味方?パーソナライズ化されたAIが倫理観と行動を左右する

あなたのAIは誰の味方?パーソナライズ化されたAIが倫理観と行動を左右する

動画アプリを開けば、見たい動画が次々と提案され、ECサイトではおすすめの商品が並ぶ。AIによるレコメンドが、私たちの意思決定を驚くほど手軽にしてくれている。しかし、AIの最適化は本当に私たちのためなのだろうか。本記事では、AIがもたらす便利さの裏側にある価値観への影響と、透明性や公平性といった課題について考えていく。

“デジタルツイン”が創る未来の街。現実世界の資源のムダを減らす、仮想世界の技術

“デジタルツイン”が創る未来の街。現実世界の資源のムダを減らす、仮想世界の技術

都市が生み出す「無駄」を、仮想空間の創造によって、減らすデジタルツインは、交通渋滞やエネルギー浪費、インフラ老朽化といった課題を、データとAIの力で最適化する次世代の技術だ。仮想と現実をつなぐこの仕組みは、持続可能な街づくりの未来をどう変えていくのかに迫る。

旅人21-1

#21 環境と政治について-環境保全のために市議会議員になるという選択

「やっぱり根本的に変えたいのは下水ですね」 天白さんが"もうひとつの顔"を見せたのは環境問題の解決に"政策"という言葉を用いたときだった。 「今、横須賀市では下水汚泥を乾燥して焼却処分しているんです。でも汚泥にはなくしちゃいけない成分もある。土壌や海を豊かにしてくれる成分もあるんです。だからその成分を焼却せずに自然に返したい」