【事例5選】「修理する権利」を身近に。EUで広がるリペアボーナス
物が壊れたら買い替える。そんな常識を変える動きが、EUで広まっている。それは、修理費用を公的に補助する「リペアボーナス」制度だ。背景にあるのは「修理する権利」の概念と電子ゴミ問題。本記事では、この制度が注目される理由と、ドイツやフランスなど5カ国の先進事例を紹介する。

物が壊れたら買い替える。そんな常識を変える動きが、EUで広まっている。それは、修理費用を公的に補助する「リペアボーナス」制度だ。背景にあるのは「修理する権利」の概念と電子ゴミ問題。本記事では、この制度が注目される理由と、ドイツやフランスなど5カ国の先進事例を紹介する。

廃棄予定のユニフォームが、物語を宿した一点物のポーチに生まれ変わる。アップサイクルとフェアトレードを通じて、ヤンマーがCLOUDYとともに進めるHANASAKA UPCYCLE PROJECT。「捨てない」という選択から、サステナビリティと人のつながりを実現する取り組みを紹介する。

売れ残りや作りすぎによって生まれる「余剰在庫」。多くは焼却や廃棄の道をたどってきたが、shoichiはそれを“新しい資源”として再生させている。リユース・リメイク・タグ管理など独自の仕組みによりモノを再流通させる同社の挑戦から循環型社会の実現に向けたヒントを探る。

江戸の台所には、限られた資源を工夫して使い切る知恵が息づいていた。晒や鉄鍋、金継ぎなど、使い捨てに頼らずモノを大切にする暮らしは、現代のサステナブルな生き方にも通じる。循環型社会の先駆けともいえる江戸の台所の知恵から、“豊かさ”の本質を見つめ直してみよう。

minä perhonenの服づくりに、「余り」はほとんど存在しない。制作の過程で生まれるハギレや端布は、捨てられることなく次の素材として生かされてきた。小さな布片をつなぎ合わせる行為は、再利用を超え、時間や記憶、手仕事の痕跡を編み直すことでもある。本記事では、その思想から再生を前提としたデザインのあり方を探る。

世界で衣類の環境負荷が問題となる中、英国ではUK Textiles Pactが2030年に向けた8つの指標を提示した。それらは、デザイン・ビジネスモデル・脱炭素の3領域にまたがり、衣服がつくられてから回収されるまでの流れを包括するものだ。本記事では、この指標を軸に2030年の循環ファッションの姿を読み解く。

大量生産・大量廃棄のファッションモデルが行き詰まるなか、日本でも衣服を「捨てる」から「循環させる」へと転換する動きが進みつつある。環境省・経産省による資源循環ロードマップや、繊維分野での拡大生産者責任(EPR)の検討、地域での回収・再資源化の実証事業などを手がかりに、日本のサステナブルファッションの現在地を俯瞰する。

イベントで使われる装花は、これまで“使い捨て”が前提だった。まだ美しい花に、もう一度役目を──札幌の「Loss Flower Zero Project」は、回収した花を病院や保育施設へ贈り直す取り組みだ。イベントで生まれた彩りを街へと広げる、この新たな循環モデルの意義を見つめていく。

大量消費の社会でモノが簡単に捨てられる現代、「直して長く使う」という文化を取り戻す動きが広がる。修理情報を集約し、全国の職人とユーザーを結びつけるリペア・リメイクのマッチングプラットフォーム「ナガク」は、新しい消費のあり方をリードしている。モノの寿命を延ばし、愛着とともに使い続けるための仕組みを探る。