EP03|フラワーロスをなくすには?花が循環する社会をめざして

INTRODUCTION

この回で伝えたいこと。


数時間で役目を終えるお祝いの花。形が揃わないだけで市場に並ばない花。
日本では年間10億本もの花が行き場を失い、まだ美しいまま捨てられている。

こうした現状に向き合い、ロスフラワーを回収してドライ加工や装花、 販売・教育など多様な取り組みを実践してきたのが、
株式会社RIN代表であるフラワーサイクリスト®︎・河島春佳さん。

渋谷のように人が行き交うまちだからこそ、花の循環が新たな文化になる可能性がある。
今回は河島さんのこれまでの実践と、広がりつつある花の循環の今とこれからを探る。

GUEST

対話の扉を開き、新しい世界を描き出す。

河島 春佳

株式会社RIN代表取締役 フラワーサイクリスト®︎
長野県生まれ。2017年、生花店で廃棄される花の多さにショックを受け、フラワーサイクリスト®︎としての活動を開始。2019年にロスフラワー®︎を用いた装飾を行う(株)RINを設立。現在、スクールの卒業生200名以上と共に「花のロスを減らし花のある生活を文化にする」ために活動している。

THEME

この回を読み解く言葉。

フラワーロスとは 花きの廃棄を減らすためのさまざまな取り組みを紹介

RELATED TERMS

番組中に登場するキーワード解説。

HIGHLIGHTS

心に刻む、その一言。

小原 信治

花の世界では“見た目”がとても重視されるので、本当にたくさんの花が規格外として市場に並ばないんですよね。それに、イベントのたびに飾られるあの花たちって、実際にはそのあとどうなっているのでしょうか。

河島 春佳

大量に捨てられていく花を前に、「なんとか活用できないか」と感じたことが活動の原点。
ロスフラワーの活用は、まだまだ可能性があります。もっと広げていける、その余地を感じています。

望月 雄太

ロスフラワーを草木染めやたい肥として活用できたりしないんですかね?花の命を、
別のかたちでも循環させられたらいいですよね。

福田 貴恵

お花の文化を広めることで廃棄をなくす、という発想がすごく素敵だなと思いました。

AUDIO

声に触れて、世界を感じて。

MORE STORIES

小原信治が紡ぐ、もうひとつの物語。

種蒔く旅人Ⅱ
~2040、未来の君へ~

文・写真 青葉薫

夕陽が海に沈む三浦半島・秋谷。15年前に都会を離れ、この海辺のまちで「食べるものを育てる」暮らしを手に入れた。
朝は産み落とされたばかりの鶏卵を炊き立ての白米にかけ、夜は目の前の海で採れた魚と自分たちで育てた野菜で晩酌を楽しむ。心はいつも凪いでいる。
だが今、気候危機という現実が、この美しい日常に影を落とす。2040年、娘が大人になる頃の世界はどうなっているのか。
この海辺のまちで生まれた我が子に何を残せるのか。未来への「希望の種」を探す新たな旅が始まる。旅するように暮らす、この町で。

#17 里山の生態系で外来種と正しく向き合うための科学と倫理
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