第10回 砂糖をめぐる旅・取材後記|砂糖を作ってみる
前回、片桐農園では、砂糖の原料であるビートの生産について取材をさせていただいた。後日、ビートを手に入れる機会があったので、自分で砂糖を作ってみることにした。今回は、自家製砂糖作りの顛末を報告したい。

前回、片桐農園では、砂糖の原料であるビートの生産について取材をさせていただいた。後日、ビートを手に入れる機会があったので、自分で砂糖を作ってみることにした。今回は、自家製砂糖作りの顛末を報告したい。

生産者をめぐる旅の第5回目は、砂糖をめぐる旅だ。ケーキの材料の中でも、もっとも生産者の顔が見えにくい食材ではないだろうか。砂糖は北海道で作られているビート(甜菜)や、沖縄や鹿児島で作られているサトウキビを、製糖工場で加工することでできる。

前回、江別製粉では、小麦生産者から消費者への橋渡しについて取材をさせていただいた。その中で「一大消費地である札幌」という言葉が出てきた。私自身、その消費地の真っただなかに住む、まごうことなき消費者の1人であるわけなのだが、どうも「消費」という言葉に抵抗を覚えてしまう。そこで取材後記として、消費について考えてみたい。

生産者をめぐる旅の第4回目は、小麦粉をめぐる旅(後編)だ。前編は、十勝の小麦生産者を訪ねたが、今回は小麦を小麦粉にする製粉会社である江別製粉株式会社にお話をうかがった。

本連載では、生産者を訪ねる取材記事と、そこから広がる食卓での物語を交互にお届けしている。前回、アドナイチーズ工房では、ケーキ作りに使う発酵バターを中心に取材を行った。そして今回は取材後記として、バターと酪農の関わりを、ひとつの牧場の風景から見つめてみたい。

生産者をめぐる旅の第3回目は、バターをめぐる旅だ。 バターという食材は、普段、あまり吟味して買うことの少ない食材ではないだろうか。そもそも、どのバターにしようかと考えるまでもなく、売り場には1種類しかないこともある。そして、大手の乳業メーカーが製造しているものがほとんどである。

前回、前田農産食品では、ケーキ作りに使う薄力粉を中心に取材をさせていただいた。お話をうかがっていてわかったのだが、前田さんが小麦粉のプライベートブランドを立ち上げたのは、パン用小麦粉がきっかけだった。そこで取材後記としてパン作りの話をしよう。

生産者をめぐる旅の第2回目は、小麦をめぐる旅だ。「麦秋」という言葉がある。麦が熟す初夏の頃を表すものだ。同名の小津安二郎の映画もあった。白黒映画であったのにもかかわらず、小麦の黄金色が見えるような気がしたのを覚えている。

永光農園に取材に行って、思い出したことがあった。私は養鶏が好きだったのだ。 前回の冒頭でも少し触れたが、大学生のとき、永光さんのご両親が経営している野菜直売所と畑に通って、農業経営についてのお話をうかがったり、お客さんにアンケート調査をさせてもらったりしていた。それだけではなく、とれたての野菜をたっぷり使った晩ごはんまで、何度もごちそうになっていた。