里山・自然資源

地球の生態系危機に挑む。生物多様性条約の意義と課題

地球の生態系危機に挑む。生物多様性条約の意義と課題

地球上では毎年多数の生物が姿を消し、人間の暮らしを支える生態系が危機に直面している。食料や医薬品、水や空気といった自然の恵みがなければ、私たちの社会は成り立たない。1992年に誕生した生物多様性条約は、なぜ世界196カ国が参加する重要な国際的な約束となったのか。その背景と意義を、日本の取り組みにも触れながら解説する。

“保護か駆除か”の先には?クマ問題が映す、地方の持続可能性。

“保護か駆除か”の先には?クマ問題が映す、地方の持続可能性

クマ問題は、「駆除か保護か」という単純な対立ではない。適切な管理を望んでも、ヒト・モノ・カネのすべてが足りていない。その背景には、過疎化・高齢化・少子化という、地方が抱える構造的な課題がある。この問題が本当に問いかけているのは、「地域をどう持続させていくのか」という根源的な問いではないだろうか。

学びから生まれる地域の力。唐津Farm&Foodと高校生が創る循環社会

学びから生まれる地域の力。唐津Farm&Foodと高校生が創る循環社会

佐賀県唐津市で、高校生たちが地域資源を活かしたユニークな環境教育に取り組んでいる。プラスチックごみを生まれ変わらせ、里山を再生する体験は、教室では得られない「生きた知識」を彼らに与え、持続可能な未来を自分たちの手で創る力を育んでいる。唐津Farm&Foodと高校生が織りなす、地域ぐるみの循環型社会づくりの挑戦を追った。

アグリツーリズムとは 農業体験や地域住民との交流を図る新しい観光スタイル

アグリツーリズムとは?農業体験や地域住民との交流を図る新しい観光スタイル

アグリツーリズムとは、地方の農村地域にて田植えや収穫などの農業体験を行い、農村での交流を楽しむものである。地域経済の活性化や持続可能性などにつながる新しい観光スタイルとして、注目を集めている。この記事では、アグリツーリズムのメリットや課題、海外や日本の事例を紹介していく。

熊本県「千年の草原」

熊本県阿蘇市の「千年の草原」を持続させる取り組み【サステナブルツーリズムの事例#1】

熊本県阿蘇市は、地域が長期間にわたり保全してきた草原を活用し、サステナブルツーリズムを推進した。観光客が草原の魅力を感じられるアクティビティを展開し、街の活気を取り戻す取り組みを行ったことで、観光事業を活性化し地域経済を発展させた。ここでは、その具体的な内容を紹介する。

サーキュラーエドノミー

サーキュラーエドノミー®とは?江戸時代から学ぶ、サステナブルな社会のあり方

今から250年ほど前の江戸社会では、限られた資源を循環させながら、自然と共生して暮らしていた。資源の循環や成熟したコミュニティを育んできた江戸の生活は、現代の世界が抱えるあらゆる問題に対する解決の手がかりとなり得るのか。当時のサステナブルな暮らしを観察しながら考察する。