捨てるから活かすへ──資源循環とゼロウェイストの実践から考える

廃棄物や副産物を単なるゴミとしてではなく、価値ある資源として再活用する取り組みを紹介する。リユース・リサイクル・アップサイクルの実践例や、資源循環に関わる制度・技術・課題に光を当てる。

つなぎ合わせることで生まれる。minä perhonenが紡ぐ再生のデザイン

つなぎ合わせることで生まれる。minä perhonenが紡ぐ再生のデザイン

minä perhonenの服づくりに、「余り」はほとんど存在しない。制作の過程で生まれるハギレや端布は、捨てられることなく次の素材として生かされてきた。小さな布片をつなぎ合わせる行為は、再利用を超え、時間や記憶、手仕事の痕跡を編み直すことでもある。本記事では、その思想から再生を前提としたデザインのあり方を探る。

色を編み直す。「染め直し」にみる衣類ケアのかたち2

色を編み直す。「染め直し」にみる衣類ケアのかたち

お気に入りの服が色あせて、クローゼットの奥に追いやった経験はないだろうか。大量生産・大量廃棄の時代において、服の寿命は短く見積もられがちだ。そんな中、「捨てるなら、染めよう」という発想で古くなった服に再び命を吹き込むサービスがある。「染め直し」という衣類ケアの新しいかたちから、持続可能なファッションの未来を探る。

“循環する服”をつくるために。日本のサステナブルファッションの今

“循環する服”をつくるために。日本のサステナブルファッションの今

大量生産・大量廃棄のファッションモデルが行き詰まるなか、日本でも衣服を「捨てる」から「循環させる」へと転換する動きが進みつつある。環境省・経産省による資源循環ロードマップや、繊維分野での拡大生産者責任(EPR)の検討、地域での回収・再資源化の実証事業などを手がかりに、日本のサステナブルファッションの現在地を俯瞰する。

食パンの耳から生まれたクロワッサン。高校生のアイデアで食品ロス削減

食パンの耳から生まれたクロワッサン。高校生のアイデアで食品ロス削減

日本の「食品ロス」は、年間約464万トンにも上る。国民一人当たりに換算すれば、毎日「おにぎり1個分(約102g)」の食べものが捨てられている計算だ。そんな“もったいない”現状の中、高校生のアイデアから、廃棄されがちな「食パンの耳」を活用した新商品が誕生した。本記事では、企業と学校が連携して実現した食品ロス削減の取り組みについて紹介する。

ReBOOTが育む“修理する社会”。ポルト発、ノートPC循環プロジェクト

ReBOOTが育む“修理する社会”。ポルト発、ノートPC循環プロジェクト

電子ゴミの多くは修理可能な状態で廃棄されており、資源の損失につながっている。ポルトガル第二の都市ポルトでは、市民や企業から集めた中古ノートPCを修理・再生し、必要とする団体へ届ける循環型プロジェクト「ReBOOT」が始動した。修理の文化を育み、廃棄物削減とデジタル格差解消の両立を目指す仕組みを紹介する。

埋立地が自然公園に生まれ変わる。ごみ山を再生するランドスケープ3

埋立地が自然公園に生まれ変わる。ごみ山を再生するランドスケープ

東京湾に浮かぶ「ごみの山」が、豊かな森が広がる公園に変わった。かつて廃棄物が積み上げられた場所に、今では多様な生き物が暮らしている。荒れ果てた土地は、どのようにして市民の憩いの場と変化していったのだろうか。本記事では、都市の資源を循環させる土づくりと、都民参加型の森づくりを紹介し、環境再生のヒントを探る。

スーツケースを持たずに石垣島へ。手ぶらではじめるサステナブルツーリズム

スーツケースを持たずに石垣島をまわろう。手ぶらではじめるサステナブルツーリズム

沖縄県・石垣島では、年間約150万人の観光客が訪れる一方で、 公共交通の混雑やスーツケースの放置など、オーバーツーリズム による課題が顕在化している。こうした中、手荷物配送サービス 「RedCaps」を展開する株式会社furasucoが、石垣市や竹富町と 連携し、新たな解決策に乗り出した。