「外来種=悪」ではない。地域課題を解決する持続可能な取り組み
生態系の破壊、遺伝子汚染、農業被害など、ネガティブなイメージが付きまとう「外来種」。しかし見方を少し変えれば、外来種は地域の問題を解決するためのヒントにもなるのだ。本記事では、外来種と歩む新たな道を模索し、駆除以外の共存方法を見つける糸口を探していく。

生態系の破壊、遺伝子汚染、農業被害など、ネガティブなイメージが付きまとう「外来種」。しかし見方を少し変えれば、外来種は地域の問題を解決するためのヒントにもなるのだ。本記事では、外来種と歩む新たな道を模索し、駆除以外の共存方法を見つける糸口を探していく。

生産者をめぐる旅の第7回目は、生クリームをめぐる旅だ。 いちごのショートケーキを作るにあたっては、生クリームはどうしても欠かせない。ところがバター以上に、選択肢の少ない食材であり、たいていは大手乳業メーカーの製品しか店頭で見かけることはない。

ただ訪れるだけの旅から、地域と共生する旅へ。欧州の小都市がマスツーリズムの弊害を乗り越え、観光を「地域再生の手段」として再定義している。環境保全、住民参加、観光資源の再設計という3つの軸から、旅と地域の新しい関係を見ていく。

前回、mitosaya薬草園蒸留所では、国産のラム酒造りについて取材をさせていただいた。蒸留の不思議さと面白さは大変興味深かった。だが何よりも「やってることはみんなうれしい」という蒸留家の言葉が、持ち帰った最大のおみやげだった気がしている。

真っ先に目に飛び込んできたのは、昔ながらの農家屋敷の庭先にはミスマッチな最新鋭の特装車だった。2トントラックの荷台部分を改装したオールステンレスの車内に調理台や冷蔵設備が完備されている。周囲が見渡す限りの田畑であることも相まって、江戸時代の里山にタイムスリップしてきた映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンのようでもあった。

南アフリカ・ワイルドコーストの果て、小さな村ムドゥンビにある「ムドゥンビ・バックパッカーズ」は、村人自身が運営するコミュニティ宿。宿泊客は村人と共に料理を作り、畑を手伝い、焚き火を囲むなど、観光を超えた暮らしの時間を分かち合う。地域文化の継承と現地住民の自立を支えるモデルとして注目されている。

人口減少が進む地方都市では、労働力不足や公共サービスの維持が大きな課題となっている。そんな中、富山市は長年にわたり「移動しやすい街づくり」に取り組んできた。公共交通を都市の軸として再構築することで、市民の暮らしはどのように変化したのか。富山市の「まちなかの移動」のデザインを手がかりに、都市構造の変化を読み解いていく。

人は定住するもの──その前提のもとで都市は設計されてきた。しかし近年、気候変動や災害、感染症などの危機が重なり、その前提は揺らいでいる。いま都市に求められるのは、守りきる強さではなく、壊れても続くしなやかさだ。制度の主語になりにくかった移動する人々に注目し、人の流動性から都市のレジリエンスを考える。

生産者をめぐる旅の第6回目は、ラムをめぐる旅だ。ケーキを作るときに、蒸留酒やリキュールをほんの少しだけ使うと、グッと本格的な出来栄えになる。なかったらなかったでかまわないのだけれど、あるとないとでは大違い。そういうものって、実はすごく重要な役割を果たしているのだと思う。