日々の暮らしや食の選択が、社会や環境に与える影響を見つめ直し、より豊かで持続可能なライフスタイルを考える。

無関心を縫い直す。イスラエルとパレスチナの間に生まれたデザイン
イスラエルとパレスチナの職人が、国境を越えて協働するストリートブランド「ADISH(アディッシュ)」。衣料品という身近な日常の中に、どんな問いが込められているのだろうか。その服を手に取ることで、消費者は自らの倫理や主体性を問い直す、小さな一歩を踏み出すことになる。
日々の暮らしや食の選択が、社会や環境に与える影響を見つめ直し、より豊かで持続可能なライフスタイルを考える。

イスラエルとパレスチナの職人が、国境を越えて協働するストリートブランド「ADISH(アディッシュ)」。衣料品という身近な日常の中に、どんな問いが込められているのだろうか。その服を手に取ることで、消費者は自らの倫理や主体性を問い直す、小さな一歩を踏み出すことになる。

前回、片桐農園では、砂糖の原料であるビートの生産について取材をさせていただいた。後日、ビートを手に入れる機会があったので、自分で砂糖を作ってみることにした。今回は、自家製砂糖作りの顛末を報告したい。

夏の海辺に欠かせないビーチサンダル。軽くて便利な一方、その多くはプラスチックでできており、使い捨てられた後は海洋ごみとして長く残り続ける。そんな課題に対して、湘南の「まちプロ社」が開発したのは、微生物の働きで約5年で自然に還るビーチサンダル。足元からはじまる小さな変化が、海を守る新しい一歩になるかもしれない。

三浦半島ではみかん狩りが終わると、休む間もなく七草の仕事が始まる。大根、キャベツとともに冬の市場を席巻する三浦産「春の七草」だ。

minä perhonenの服づくりに、「余り」はほとんど存在しない。制作の過程で生まれるハギレや端布は、捨てられることなく次の素材として生かされてきた。小さな布片をつなぎ合わせる行為は、再利用を超え、時間や記憶、手仕事の痕跡を編み直すことでもある。本記事では、その思想から再生を前提としたデザインのあり方を探る。

世界で衣類の環境負荷が問題となる中、英国ではUK Textiles Pactが2030年に向けた8つの指標を提示した。それらは、デザイン・ビジネスモデル・脱炭素の3領域にまたがり、衣服がつくられてから回収されるまでの流れを包括するものだ。本記事では、この指標を軸に2030年の循環ファッションの姿を読み解く。

大量生産・大量廃棄のファッションモデルが行き詰まるなか、日本でも衣服を「捨てる」から「循環させる」へと転換する動きが進みつつある。環境省・経産省による資源循環ロードマップや、繊維分野での拡大生産者責任(EPR)の検討、地域での回収・再資源化の実証事業などを手がかりに、日本のサステナブルファッションの現在地を俯瞰する。

日々の暮らしの中で、集中力が続かない、なんとなくモヤモヤする──そんなことはないだろうか。その原因を解決してくれるのは、私たちの暮らしを取り巻く音の風景「サウンドスケープ」の考え方なのかもしれない。本記事では、サウンドスケープの効果や事例、そして今日から実践できる方法を紹介し、音で暮らしを豊かにするヒントを探っていく。

生産者をめぐる旅の第5回目は、砂糖をめぐる旅だ。ケーキの材料の中でも、もっとも生産者の顔が見えにくい食材ではないだろうか。砂糖は北海道で作られているビート(甜菜)や、沖縄や鹿児島で作られているサトウキビを、製糖工場で加工することでできる。