第16回 砂糖をめぐる旅(後編)・取材後記|甘みを求める先人たちの奮闘
前回、北海道糖業株式会社道南製糖所では、砂糖製造の現場を取材をさせていただいた。製糖は、ビートから糖分を取り出すシンプルな営みでありながら、数多くの工程を経なければならない作業でもあることがよくわかった。

前回、北海道糖業株式会社道南製糖所では、砂糖製造の現場を取材をさせていただいた。製糖は、ビートから糖分を取り出すシンプルな営みでありながら、数多くの工程を経なければならない作業でもあることがよくわかった。

生産者をめぐる旅の第8回目は、砂糖をめぐる旅(後編)だ。前編は、千歳市のビート生産者を訪ねたが、今回はビートを原料として砂糖を作っている製糖所の方々にお話をうかがった。 基本的にビートは、生産地によって、収穫物を出荷する製糖工場が決められている。千歳市の畑で収穫されたビートは、伊達市にある北海道糖業の道南製糖所に運ばれていくのだ。そのため、今回の旅は片桐農園のビートの足跡を正しく追っていくことになる。

冬に咲く小さなお茶の花は、かつて暮らしのそばにあった「茶のある風景」を静かに思い出させてくれる。世界的な抹茶ブームの裏で、国内の茶畑は岐路に立たされている。茶畑の減少、後継者不足、取引価格の低迷といった構造的な問題が横たわるなか、この豊かな茶文化と茶畑を未来に引き継ぐために、私たちができることは何かを考える。

前回、あすなろファーミングでは、生クリームについて取材をさせていただいた。村上牧場の"うめちゃん"などの牛たちは、牧草地に放牧されているとのことだった。あすなろファーミングについては読者の皆様にお伝えしたいことがたくさんあったので、前回の記事では放牧について突っ込んだ話は書けなかった。

生産者をめぐる旅の第7回目は、生クリームをめぐる旅だ。 いちごのショートケーキを作るにあたっては、生クリームはどうしても欠かせない。ところがバター以上に、選択肢の少ない食材であり、たいていは大手乳業メーカーの製品しか店頭で見かけることはない。

前回、mitosaya薬草園蒸留所では、国産のラム酒造りについて取材をさせていただいた。蒸留の不思議さと面白さは大変興味深かった。だが何よりも「やってることはみんなうれしい」という蒸留家の言葉が、持ち帰った最大のおみやげだった気がしている。

生産者をめぐる旅の第6回目は、ラムをめぐる旅だ。ケーキを作るときに、蒸留酒やリキュールをほんの少しだけ使うと、グッと本格的な出来栄えになる。なかったらなかったでかまわないのだけれど、あるとないとでは大違い。そういうものって、実はすごく重要な役割を果たしているのだと思う。

前回、片桐農園では、砂糖の原料であるビートの生産について取材をさせていただいた。後日、ビートを手に入れる機会があったので、自分で砂糖を作ってみることにした。今回は、自家製砂糖作りの顛末を報告したい。

生産者をめぐる旅の第5回目は、砂糖をめぐる旅だ。ケーキの材料の中でも、もっとも生産者の顔が見えにくい食材ではないだろうか。砂糖は北海道で作られているビート(甜菜)や、沖縄や鹿児島で作られているサトウキビを、製糖工場で加工することでできる。