アップサイクル

鎌倉2-9

サーキュラーシティ鎌倉の鍵を握る若者たち。「学生団体ニューコロンブス」が描く循環の輪|鎌倉サーキュラーシティレポート#2

1964年の「御谷騒動」と並び、鎌倉市民に語り継がれる 環境騒動がある。2018年8月5日、由比ヶ浜海岸に座礁したシロナガスクジラだ。10mに及ぶ巨体は海水浴シーズン真っ只中の鎌倉を騒然とさせた。死後数日が経過していたため、 国立科学博物館が中心となり解体調査を実施。死因は特定されなかったが、胃から検出されたプラスチックごみを、神奈川県は「クジラからのメッセージ」と受け止めた。

つなぎ合わせることで生まれる。minä perhonenが紡ぐ再生のデザイン

つなぎ合わせることで生まれる。minä perhonenが紡ぐ再生のデザイン

minä perhonenの服づくりに、「余り」はほとんど存在しない。制作の過程で生まれるハギレや端布は、捨てられることなく次の素材として生かされてきた。小さな布片をつなぎ合わせる行為は、再利用を超え、時間や記憶、手仕事の痕跡を編み直すことでもある。本記事では、その思想から再生を前提としたデザインのあり方を探る。

食パンの耳から生まれたクロワッサン。高校生のアイデアで食品ロス削減

食パンの耳から生まれたクロワッサン。高校生のアイデアで食品ロス削減

日本の「食品ロス」は、年間約464万トンにも上る。国民一人当たりに換算すれば、毎日「おにぎり1個分(約102g)」の食べものが捨てられている計算だ。そんな“もったいない”現状の中、高校生のアイデアから、廃棄されがちな「食パンの耳」を活用した新商品が誕生した。本記事では、企業と学校が連携して実現した食品ロス削減の取り組みについて紹介する。

ReBOOTが育む“修理する社会”。ポルト発、ノートPC循環プロジェクト

ReBOOTが育む“修理する社会”。ポルト発、ノートPC循環プロジェクト

電子ゴミの多くは修理可能な状態で廃棄されており、資源の損失につながっている。ポルトガル第二の都市ポルトでは、市民や企業から集めた中古ノートPCを修理・再生し、必要とする団体へ届ける循環型プロジェクト「ReBOOT」が始動した。修理の文化を育み、廃棄物削減とデジタル格差解消の両立を目指す仕組みを紹介する。

「かくれフードロス」をなくす。端材や規格外から生まれる食の循環

「かくれフードロス」をなくす。端材や規格外から生まれる食の循環

近年注目が高まる「食品ロス問題」。その裏には、私たちの目に触れることのない「かくれフードロス」が存在する。生産や加工で生まれる野菜の端材や規格外品だ。独自技術でこの問題に挑む日本のフードテックベンチャー「ASTRA FOOD PLAN」が創り出す、新しい食の循環と持続可能な社会のあり方を探る。

廃棄された髪の毛が畑を蘇らせる。タンザニア発、CutOff Recycleの循環モデル

廃棄された髪の毛が畑を蘇らせる。タンザニア発、CutOff Recycleの循環モデル

美容室で切られた髪の毛が畑を蘇らせる―CutOff Recycleは、都市の美容廃棄物を肥料に変え、農作物の生産性を高める循環型プロジェクトだ。髪の毛が土を豊かにし、農家を支え、人の暮らしへと還っていく。都市と農村をつなぐ新しい「支え合いの循環」が、タンザニアから始まっている。

中国発、土にかえるロボット。電子ゴミを生まない循環の発想

中国発、土にかえるロボット。電子ゴミを生まない循環の発想

電子ゴミが世界的な環境問題となる中、中国の研究者らが開発した「土にかえるロボット」が注目を集めている。豚のゼラチンと植物性セルロースから作られており、使用後わずか8週間で土壌中に完全分解される。従来の頑丈な金属製ロボットとは正反対の発想で生まれた技術から、持続可能なテクノロジーの新たな可能性を探る。