できることから始めよう

なぜ社会課題に〈遊び〉が必要なのか。正解主義の限界と余白の力

なぜ社会課題に〈遊び〉が必要なのか。正解主義の限界と余白の力

社会課題に向き合う現場では、成果を数字で語ることがしばしば求められる。しかし、貧困やジェンダー格差、気候変動などの課題は複雑だ。数字が独り歩きすると、本来向き合うべきものが見えなくなる可能性がある。本記事では、完璧な答えを出さず「試せる場」をつくるという考えから、複雑な社会課題との向き合い方を探っていく。

待ったなしの脱炭素。CCS技術に託される“地球の時間”

待ったなしの脱炭素。CCS技術に託される“地球の時間”

脱炭素の切り札として注目されるCCS(Carbon Capture and Storage)。待ったなしの気候変動が私たちの暮らしに直接影響を及ぼす今、温室効果ガス削減の先送りはもはや許されない。本記事では、炭素を回収し、地中深くに貯留するCCS技術の必要性と課題、そして実装の可能性についてわかりやすく解説し、持続可能な社会への道筋を探る。

都市開発の“副産物”をどう活かすか。資材循環から読み解くサーキュラーエコノミー

都市開発の“副産物”をどう活かすか。資材循環から読み解くサーキュラーエコノミー

都市開発に伴う建設廃棄物は年間8,000万トン超。この負の副産物を資源として活かす動きが加速している。建材情報をデジタル管理する「マテリアルパスポート」、分解・再利用を前提とした設計手法など欧州で実用化が進むこれらの仕組みが、日本でも本格始動しつつある。建築分野のサーキュラーエコノミーの今を追う。

茶畑が消えてゆく今。日本茶文化の持続可能性を考える

茶畑が消えてゆく今。日本茶文化の持続可能性を考える

冬に咲く小さなお茶の花は、かつて暮らしのそばにあった「茶のある風景」を静かに思い出させてくれる。世界的な抹茶ブームの裏で、国内の茶畑は岐路に立たされている。茶畑の減少、後継者不足、取引価格の低迷といった構造的な問題が横たわるなか、この豊かな茶文化と茶畑を未来に引き継ぐために、私たちができることは何かを考える。

デジタル空間のごみ問題。急増するデータと地球温暖化の見えない関係

デジタル空間のごみ問題。急増するデータと地球温暖化の見えない関係

スマホのカメラロールに、見返すことのない写真が眠ってはいないだろうか。デジタル化が進み、ごみは減ったように見える現代社会。しかし、裏側では目に見えない「デジタルごみ」が急増し、環境問題を引き起こしている。本記事では、デジタルごみがもたらす問題の実態と、世界で広がる取り組み事例、私たちができる日常のアクションを紹介する。

村とともに旅をつくる。ワイルドコーストのコミュニティ宿、ムドゥンビ・バックパッカーズ

村とともに旅をつくる。ワイルドコーストのコミュニティ宿、ムドゥンビ・バックパッカーズ

南アフリカ・ワイルドコーストの果て、小さな村ムドゥンビにある「ムドゥンビ・バックパッカーズ」は、村人自身が運営するコミュニティ宿。宿泊客は村人と共に料理を作り、畑を手伝い、焚き火を囲むなど、観光を超えた暮らしの時間を分かち合う。地域文化の継承と現地住民の自立を支えるモデルとして注目されている。

足元からはじまるサステナブル。湘南発、海に還るビーチサンダル

足元からはじまるサステナブル。湘南発、海に還るビーチサンダル

夏の海辺に欠かせないビーチサンダル。軽くて便利な一方、その多くはプラスチックでできており、使い捨てられた後は海洋ごみとして長く残り続ける。そんな課題に対して、湘南の「まちプロ社」が開発したのは、微生物の働きで約5年で自然に還るビーチサンダル。足元からはじまる小さな変化が、海を守る新しい一歩になるかもしれない。