ひとがまちをつくり、まちがひとをつくる。ゼロ・ウェイストかまくらの土壌を育む市民コミュニティ「ゴミフェス532」の力【鎌倉サーキュラーシティレポート#5】
コミュニティの語源は、ラテン語の「communitas」にあるとされる。「共に(com)」「役割・贈り物を担う(munus)」。それぞれが何かを持ち寄り、責任を分かち合う共同体。鎌倉で2020年に活動を始めた市民団体「ゴ...

コミュニティの語源は、ラテン語の「communitas」にあるとされる。「共に(com)」「役割・贈り物を担う(munus)」。それぞれが何かを持ち寄り、責任を分かち合う共同体。鎌倉で2020年に活動を始めた市民団体「ゴ...

「不登校」という言葉に、私たちはどんな意味を重ねてきただろうか。2026年、群馬県は不登校の子どもを「UniPath(ユニパス)」と呼び替える方針を示した。それは単なる名称変更ではない。「一人ひとりの道」として捉え直す試みだ。言葉を変えることは、子ども自身と社会のまなざしを変えられるだろうか。

資源循環を推進する方法論は、国や地域の背景によって様々だ。例えばフランスやドイツなど欧州では、使い捨てプラスチックの段階的禁止を盛り込んだ法規制によって強力に市場を牽引している。一方でアメリカでは、ESG投資の機運や企業のコスト削減、市場における経済優位性をインセンティブとして民間主導の循環モデルが発展してきた。

気候変動による暑さと豪雨が日常になりつつある今、雨を受け止めゆっくりと地下へ浸透させる「雨庭」が注目されている。公園や街路樹などのグリーンインフラだけでなく、小さな面積でも作れる雨庭は、都市空間に土の地面と水の循環を取り戻す鍵となる。個人の雨庭が持続可能な街づくりにつながる可能性に迫る。

「将来の夢は?」と聞かれて、答えられない子どもがいる。夢がないのではない。夢を持つための出会いがないだけだ。家庭の経済状況や環境によって、子どもが積み重ねられる体験に差が生まれる「体験格差」。その現実に向き合い、すべての子どもに選択肢を届けようとしている3つの団体の取り組みを紹介する。

本屋が消え、図書館の統廃合も進み、「本に出会えない地域」が増えている。書店ゼロ自治体は全国の約4分の1。本への物理的距離が、そのまま学びの格差につながりかねない。この壁を超える存在として注目されているのが、スマホで書籍にアクセスできる電子図書館だ。公共サービスとしての可能性から、教育への波及効果に迫る。

現代の効率・成果主義の世界に生きるわたしたちはいまこの瞬間の充実度に視点が置かれすぎて、過去も未来も見えなくなっているような感覚がある。 もし、100年後の自分たちが、いまわたしたちが下している選択を見たときに、どう思うのだろうか。 この問いかけひとつでも、視点がぐわんと揺らぐことを感じるかもしれない。この問いから生まれたのが、「フューチャーデザイン」という考え方である。

「限りある資源しかない洋上生活を、もし経済に置き換えたら…」 ヨットによる単独世界一周を24歳で成し遂げたエレン・マッカーサーの閃きから、サーキュラーエコノミーの概念は生まれた。

街のなかに設置されているベンチに対して、「座りづらい」と感じたことはないだろうか。それは、利用者を遠ざけてしまう「排除アート」と呼ばれる設計によるものだ。なぜ街は他者に対して不寛容になってしまったのか。本記事では、都市設計の裏側にある葛藤をひも解き、誰も弾かれない温かな未来への道筋を探る。