“市民科学”で進歩する、地域の生態系調査とサイエンス教育
私たちは、道端に咲く花をどれほど意識して過ごしているだろうか。 その花の種類や花びらの枚数、隣に生える植物。はたまた、葉に止まった虫の種類。そんな「小さな生態系」の記録を共有することで、地域や世界の環境を守れるかもしれない。 今回は、市民一人ひとりが科学者として機能する「市民科学」の取り組みについて解説する。

私たちは、道端に咲く花をどれほど意識して過ごしているだろうか。 その花の種類や花びらの枚数、隣に生える植物。はたまた、葉に止まった虫の種類。そんな「小さな生態系」の記録を共有することで、地域や世界の環境を守れるかもしれない。 今回は、市民一人ひとりが科学者として機能する「市民科学」の取り組みについて解説する。

現在に至るまで、地球では数えきれないほど多くの生き物たちが絶滅してきた。一つの種の滅亡は、時間をかけながら地球全体にまで影響を及ぼしていく。 今回は、地球の生物多様性を守る取り組みの一つ、「生息域外保全」について掘り下げていく。絶滅を防ぐ活動が抱える課題を知り、専門家たちの取り組みをより身近に感じてみよう。

生態系の破壊、遺伝子汚染、農業被害など、ネガティブなイメージが付きまとう「外来種」。しかし見方を少し変えれば、外来種は地域の問題を解決するためのヒントにもなるのだ。本記事では、外来種と歩む新たな道を模索し、駆除以外の共存方法を見つける糸口を探していく。

"なぜ?"という子どもの問いから、学びは始まる。埼玉県狭山市のけやの森学園が実践するのは、知識を教えるのではなく、自然の中で感じ、考え、表現する教育だ。体験を通して感性を育むこの方針は、サステナブルな未来を生きる力を育てるヒントを与えてくれる。

年末年始はごみ集積所の山がいちだんと大きくなる。昭和生まれのわたしにとっては子どもの頃から見慣れた風景のひとつだ。当時暮らしていたマンモス団地では、ごみ置き場の扉を開けるたびに腐敗した生ごみの強烈な臭いがした。

以前書いたように「雑草なんて草はないんだよ」と教えてくれたのは南房総で70年以上農業を営んできたおばあちゃん。人間は大地とともに生きてきたことを教えてくれた、わたしの恩師だ。

OECMは、既存の保護区にとらわれない柔軟な地域保全を可能にする、生物多様性保全の新たな枠組みである。国際目標「30by30」の実現に向け、多様な主体が参加し、地域の文化や暮らしと共存できるOECMが注目を集めている。 この記事では、OECMの基本や自然共生サイトとの関係、今後の課題と展望までをわかりやすく解説する。

センスオブワンダーとは、自然のなかで美しいもの、未知のものに出会ったときの喜びや驚き、大きな自然の力を前にしたときの畏れや畏敬の念など、柔軟な感性のことを指す。アメリカの作家レイチェル・カーソン が著書『センス・オブ・ワンダー』で提唱した。日本語版では「自然の神秘さや不思議さに目を見はる感性」と訳されている。

ホリスティック教育とは、学びや人間そのものを包括的に捉え、調和・バランスを意識した成長を重視する教育アプローチを指す。近代の発展プロセスによって引き起こされた、子どもたちのアイデンティティ危機を救う教育概念として注目されている。本記事では、ホリスティック教育の特徴や歴史、事例などについて解説する。