ちがいを力に──ダイバーシティという視点から社会を見つめる

性別、年齢、国籍、文化、障害、価値観など、人がそれぞれに持つ違いを壁ではなく力に変えていくにはどうすればよいかを考える。ジェンダー、LGBTQ、インクルーシブ教育、ユニバーサルデザイン、異文化理解など、多様性の尊重が社会の豊かさにつながると捉え、共に生きる社会の可能性を探る。

動ける人と、動けない人。モビリティから考える不平等

動ける人と、動けない人。モビリティから考える不平等

朝の通勤、週末の外出や旅行。私たちは当たり前のように「動く」ことを選択している。しかし、その自由は万人に等しく開かれているわけではない。収入や身体状況、居住地によって生じる「移動格差」は、不便の差を超え、教育・労働・健康といった人生の質を左右する。本記事では、移動という視点から現代社会に潜む不平等の構造を問い直す。

身にまとうことで、人は世界とつながる。服の根源的な役割

身にまとうことで、人は世界とつながる。服の根源的な役割

誰もが毎日、服を身にまとい一日を生きている。おしゃれが好きな人も、そうでない人も例外はない。服は防寒や保護といった機能を超え、身体と外界のあいだに介在し、世界との距離を調整する存在でもある。本記事では、身体感覚、社会的な記号性、着用者の振る舞いという三つの視点から、服の根源的な役割を考察する。

歩調を合わせて生きる。遊牧民の生活哲学から考える、人と自然の距離

歩調を合わせて生きる。遊牧民の生活哲学から考える、人と自然の距離

現代社会は「定住」という生活様式を前提とし、所有することに豊かさや安定を求めてきた。しかし、広大な大地を移動し続ける遊牧民にとって、移動とは不安定への転落ではなく、自然との調和を保つための「能動的な選択」だ。遊牧民の歩みから、私たちが忘れつつある自然との距離感と、真の安定を築くためのヒントを探ってみたい。

歩きながら世界と対話する。アボリジニのウォークアバウトから読み解く移動の哲学

歩きながら世界と対話する。アボリジニのウォークアバウトから読み解く移動の哲学

日常で道を歩くとき、あなたは何に意識を向けているだろうか。オーストラリアの先住民アボリジニにとって、歩くことは祖先や土地とつながる時間だ。歌を頼りに何千キロもの道を進む彼らの文化には、私たちが気づいていない豊かさがある。本記事では、ウォークアバウトというアボリジニの文化から、「歩く」行為の意味を読み解いていく。

なぜ“移動しやすい街”は心地いいのか?関係性で考える都市モビリティ

なぜ“移動しやすい街”は心地いいのか?関係性で考える都市モビリティ

私たちの生活に欠かせない「都市モビリティ」は、これまで速さや効率といった利便性を中心に語られてきた。しかし、途中の景色を楽しんだり、少し寄り道をしたりする「余白」によって、移動そのものに心地よさが生まれる場合もある。この記事では、移動を街との関係性や体験の質から捉え直し、なぜ「移動しやすい街」が心地いいのかを紐解く。

ガリバー公園の挑戦

ガリバー公園の挑戦。誰もが遊べるインクルーシブ公園を目指して

三重県鳥羽市のガリバー公園が、「誰もが遊べる公園」への再生に挑んでいる。インクルーシブ教育の理念とユニバーサルデザインを取り入れ、障がいの有無に関わらず全ての子どもが一緒に遊べる場を目指すプロジェクトだ。本記事では、インクルーシブ公園の意義と国内外の具体例を紹介し、公園が地域の共生社会実現の場となる可能性を探る。

行けない人をどう支えるか。万博LET’S EXPOに学ぶユニバーサルツーリズムの実践

行けない人をどう支えるか。万博LET’S EXPOに学ぶユニバーサルツーリズムの実践

2025年大阪・関西万博は多くの来場者でにぎわったが、実はその裏で「誰もが参加できる万博」をめざすユニバーサルツーリズムの実践も進んでいた。閉幕を迎えた今、来場が難しい人にも体験を届けようとした取り組みを振り返り、その意義を考えたい。万博が残した小さな変化が、次の社会づくりにつながっていく。

多文化共生とは?文化の違いを力に変える地域の取り組み

多文化共生とは?文化の違いを力に変える地域の取り組み

コンビニで外国人店員と会話したり、地域のお祭りで多国籍料理を楽しんだりと、私たちの暮らしに自然に溶け込んでいる「多文化共生」。その意味や重要性について詳しく知っているだろうか。本記事では、多文化共生の基本的な定義から、なぜ今注目されているのか、具体的な取り組み事例まで解説する。