第19回 いちごのショートケーキができた
いちごのショートケーキの材料を求めて旅を続けてきた。最終回を迎えたところで、そもそもなぜ「ショートケーキ」と言うのだろうかと思い、調べてみた。

いちごのショートケーキの材料を求めて旅を続けてきた。最終回を迎えたところで、そもそもなぜ「ショートケーキ」と言うのだろうかと思い、調べてみた。

前回、たつんこファームでは、旬を迎えた北海道のいちご畑を取材させていただいた。いちご好きのご夫婦が豊浦町にやってきた経緯、就農受け入れ側のサポートなど、甘いいちごをめぐる、熱くて優しいお話を聞かせていただいた。

生産者をめぐる旅の第9回目は、いちごをめぐる旅だ。実はいちごの産地である豊浦町には、第1回目の旅で訪ねるつもりだった。ところがちょうど、収穫シーズンが終わったばかりで取材はかなわなかった。そうこうしているうちに季節は巡り、今回、最後の旅として、シーズンが始まったばかりのいちご畑を訪れることができたのである。

前回、北海道糖業株式会社道南製糖所では、砂糖製造の現場を取材をさせていただいた。製糖は、ビートから糖分を取り出すシンプルな営みでありながら、数多くの工程を経なければならない作業でもあることがよくわかった。

生産者をめぐる旅の第8回目は、砂糖をめぐる旅(後編)だ。前編は、千歳市のビート生産者を訪ねたが、今回はビートを原料として砂糖を作っている製糖所の方々にお話をうかがった。 基本的にビートは、生産地によって、収穫物を出荷する製糖工場が決められている。千歳市の畑で収穫されたビートは、伊達市にある北海道糖業の道南製糖所に運ばれていくのだ。そのため、今回の旅は片桐農園のビートの足跡を正しく追っていくことになる。

冬に咲く小さなお茶の花は、かつて暮らしのそばにあった「茶のある風景」を静かに思い出させてくれる。世界的な抹茶ブームの裏で、国内の茶畑は岐路に立たされている。茶畑の減少、後継者不足、取引価格の低迷といった構造的な問題が横たわるなか、この豊かな茶文化と茶畑を未来に引き継ぐために、私たちができることは何かを考える。

前回、あすなろファーミングでは、生クリームについて取材をさせていただいた。村上牧場の"うめちゃん"などの牛たちは、牧草地に放牧されているとのことだった。あすなろファーミングについては読者の皆様にお伝えしたいことがたくさんあったので、前回の記事では放牧について突っ込んだ話は書けなかった。

生産者をめぐる旅の第7回目は、生クリームをめぐる旅だ。 いちごのショートケーキを作るにあたっては、生クリームはどうしても欠かせない。ところがバター以上に、選択肢の少ない食材であり、たいていは大手乳業メーカーの製品しか店頭で見かけることはない。

前回、mitosaya薬草園蒸留所では、国産のラム酒造りについて取材をさせていただいた。蒸留の不思議さと面白さは大変興味深かった。だが何よりも「やってることはみんなうれしい」という蒸留家の言葉が、持ち帰った最大のおみやげだった気がしている。